3人が本棚に入れています
本棚に追加
(最悪だ・・・・。この世の終わりだ・・・・。)
彼は薄暗い小さな部屋の中で、うなだれていた。
(どうしたらいい??どうしたらこの状況を打破する事が出来る??)
男は考えた。
が、考えれば考えるだけただただ時間だけが過ぎていく。
1分・・・
5分・・・
10分・・・
30分・・・
ついに男は耐えきれなくなり、トイレの中、便器に座って誰かに助けを求めるように、叫び声とも取れる悲痛な大声をあげた。
「誰か・・・、誰か紙を・・・紙をくださいぃぃぃぃぃぃぃーーーー!!!!」
最初のコメントを投稿しよう!