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どうせこの家には俺達2人だけだし。
無視して、このまま居留守して、相手が去るのを待てばいい。
と思ったけれど、再度チャイムが鳴らされてしまい、泣く泣く中断させられてしまった。
その後、ガックリと肩を落として、玄関を開ければ。
俺のスイッチを切り替えてくれたのは、新聞の勧誘の人だった。
お陰さまで、あのまま無理やりやって、千夏さんに嫌われるのは避けられた。
けれど、この時ほど俺は、新聞の勧誘の人に殺意を覚えた事は無かった。
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