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「若い女の子部屋に連れ込んで……、あわよくば……とか、考えてた人に言われたくない」
「なっ……!?考えてねぇよ!!」
「いいや、絶対に考えてた!!!」
だって……、キャッキャッ楽しそうな笑い声が聞こえてきたし
自分に好意があるってわかってたんならなおさら。
丸め込んでイチャイチャ、ニャンニャンするつもりだったんだ。
でも、そんな下心満載な現場を私に目撃されたもんだから気が引けた……とか。
そんな所でしょう?
「おい。勝手に妄想膨らませてんじゃねぇぞ」
「っ……!?」
動揺に揺れる私の右手。
缶ビールが柵へとぶつかってカシャンッと小さく鳴った。
「そこまで疑うんなら見せてやる」
「ええっ……?」
見せるって……一体何を?
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