長く短い詩達…

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貴方の声を感じてはただ切なく重なる 岩場に取り残されてるように 不安定 涙の螺旋より 遠い時に貴方を無くしたね 隙間を埋める手は 暖かく 涙を枯らしてしまう 風もない様で 声もない 時間を早めたい 又貴方に逢えるまで それが幾年【いくとせ】先でも 忘れずに咲かせたい花 秘めたままに 貴方を待てば 事月実らぬと知る 泣かずに居られない 忘れる事なんてない 悲しみを常忘れない 憎しみを持つ訳ない
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