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君の胸に穴をあけよう
抱きしめた愛を
まだ信じれない俺は
小さな静寂の中で
乱れた君を見つめた
何を信じ何を疑えば
俺は形成されるのか
流した涙はもう
君の元へと届いて
震える声で呼んだ
君の手で俺を殺して
記憶の渦に沈み込む
思い出を血に染めて
俺の愛を道連れに
抱きしめる君の吐息
聞きながら殺して
舞うように滑っている
血の上に踊る天使君
鏡の中君に手は届かず
そこから俺を狙えばいい
傷口に赤い口紅を垂らして
君に落とされた俺は
何もできない喜劇役者
地のそこで懇願する
赤い天使が微笑む事を
うなだれて羨んでいる
俺の姿はただ疎ましい
僕に破滅を教えたのは
今俺に微笑む君なんだ
偽りの姿で微笑む君は
俺の赤い天使なんだ
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