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鮮やか過ぎるから
嫌いなんだ極彩色は
目に焼き付いて痛いから
あえて暗い色を好んだ
目に見える物全ては
仕組まれた物なんだ
目に見えない物全て
それが本当の現実さ
虚ろに見えた景色さえ
本当の今かもわからない
何が正しいのかさえも
蜃気楼の様に霞んで
芳しい
香りの中で
欠けた物を
君に求めた
懐かしい
暖かさの中で
君はこの僕に
何かをくれた
そう霧の中朝靄に君は
見え隠れして遠ざかる
僕の肩を霞めてから
態と遠くに逃げて行く
僕の嫌いな極彩色と
明るい今を持ち合わせた
君に何が見えるのかな?
きっとくらんだ眼が痛い
そう…そんな君が僕には
酷く美しく見えたんだ
羨ましいよ君の羽根が
でも僕にはあの空が遠い
はかない
永遠の中で
一瞬の刹那
君のその声と
柔らかな
君の胸の中で
名前も知らぬ
感情を抱いた
胸を真っ直ぐに
ただ真っ直ぐに
貫かれるような
有り得もしない
その痛みだけが
僕にのしかかる
干渉的か解放的
斑色に交じって
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