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「ギャー!!おかーさん!!おかーさん!!だれか!!おかーさんが刺された!!」
2016年1月22日の夜9時過ぎに、北海道函館市郊外にあります公営住宅の狭い部屋で、殺人事件が発生したのでありました。
狭い部屋の中で、20代の女性と55歳の母親が侵入してきた若い男に刃物で刺されて亡くなったのでありました。
母と娘を殺した男は、女性の元夫のしんいち(28歳・無職)でありました。
しんいちは、死亡した女性と一時期同棲生活をしていたのでありましたが、別れ話のもつれが原因で暴力事件をたびたび起こしていたのでありました。
死亡した女性は、ケーサツに相談をしていたのでありました。
ケーサツは、しんいちに対して女性に会わないようにと警告をしました。
しんいちは、ケーサツに対して『会いません…』と言いましたが、言うことを聞かなかったのでありました。
その結果、しんいちは殺人事件を起こしてしまったのでありました。
しんいちは、殺人事件を起こしてしまったことが原因で北海道で暮らして行くことができなくなってしまったのでありました。
しんいちは、翌朝に北海道から鉄道を乗り継いで約10日かけまして福山市へ逃げたのでありました。
1月31日頃に、しんいちは所持金がなくなったのでここで終わりにしようと思いまして、松永町にあります警察署へ行きまして『自暴自棄におちいってしまった…助けてくれ…』と言いまして、ケーサツに保護を求めたのでありました。
しんいちは、警察署の生活安全課に保護されたのでありました。
それから三時間後のことでありました。
西条市壬生川にありますしんいちの実家から、兄・けいいち(38歳・市役所勤務)と兄嫁・さよ子(36歳・専業主婦)が迎えに来たのでありました。
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