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4日目、朝から雨が降ってきた。
学校に行きたくない
雨の日はとくに…
シトシトと振り続ける雨を見上げ、気が滅入る私。
私の気持ちを言わずとも理解している母は、仕事に出かける直前。
『学校、休むなら…ちゃんと連絡だけは入れておきなさい、』
と、言った。
『………はい、』
決して、無理に行きなさいとは言わない母。
いっぱい心配させてるだろうに…
ごめんね……
それから、学校に電話を入れ…私はベッドにゴロリと横になった。
ふと、脳裏を横切ったのは、岸上先生の事で…
あの先生なら…
雨の日でも空に向かって、手を伸ばしてそうだな…なんて……
想像したら、クスクスと笑みが零れた。
誰かを思って、笑うなんて、いつ以来だろうか…
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