待ち合わせ。

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ツンデレ子【褒美にエサを上げるわ。】ツンデレ子はそう言いながら隠していた箱を渡してきた。浪漫【この仰々しい箱は何?】ツンデレ子【ありがたく思いなさいよ!手作りなんて初めてなんだから!】浪漫【手作り!?今日はバレンタインデーだからも、もしかして。】ツンデレ子【ちが~~う!ドッグフードよ!】浪漫【えっ?ドッグフード?どう見てもこれはチョコだよね?甘い匂いもするし。】ツンデレ子【ドッグフードよ!浪漫は私の犬なんだから!】浪漫【ありがたく頂戴します。家に帰ってから食べよ。】ツンデレ子【今食べて感想を言いなさいよ!】浪漫【それでは失礼します。】俺は箱の中にある恐らく手作りであろう少し形の崩れたチョコを一口食べた。ツンデレ子【で?どうなのよ!?】浪漫【コレかなり美味しいよ。今まで食べてきたチョコの中で一番美味しいよ。ツンデレ子の手作りだからかな?】ツンデレ子【ふ~~んまぁそうでしょうね。市販のチョコを溶かして型どっただけだから。味は市販の物よ。】浪漫【俺の為に作ってくれた気持ちが大切なんだよ。】ツンデレ子はほんのり顔を赤らめた。(照れてるのかな?)浪漫【照れてるツンデレ子を滅多に見ないからかなり新鮮だ!綺麗な顔がかなり可愛くなってるよ。】ツンデレ子【止めなさいよ!こつちは表情を保つのに必死なんだから!】ツンデレ子は言い終わると同時に表情を崩し顔を赤らめたままニコニコしている。
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