ダイバー

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合流した雪、茜、真子、実、悠哉、朱羅、辰巳、直斗はそれぞれ分かれたところで朱羅がまず口を開いた。 「さ!それじゃあまず、お互いに自己紹介っていこっか!」 その声を聞いた悠哉は人一倍大きな声で返事をした。 「はい!わかりました!じゃあまず俺から行きます!俺の名前は紫電悠哉!歳は17歳です!好きな物は―」 「あぁもういいだろ、その辺にしとけ」 自己紹介をしている悠哉を遮って横から一人の男が出てきた。 「すまない」と一言謝り、咳払いをすると自分の紹介を始めた。 「俺は本郷辰巳、一番右に立っている朱羅先輩率いる瀬川隊の一人です、よろしく」 そう言うと辰巳は深く頭を下げた。 「あ、えっと僕は片岸直斗です。同じく瀬川隊のメンバーやってます、よろしくね」 そういうと直斗はニコッと笑ってみせた。 「じゃあ、最後に私が、瀬川隊のリーダーをやってます、瀬川朱羅です、よろしくお願いします」 最後にリーダーである朱羅が自己紹介をすると「次は僕らだね」と一人、一歩前に出てきた。
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