未来との出会い

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「よし、今日も講義は全部終わったね!あのさ、明日はみんなどこかに遊びにいったりとかするの?」 「私は何もないよ、どこかに行くの?」 「うん、ちょっと最近展示を始めた未来館っていうのに行きたくて。みんなと一緒に行きたいなって思って」 「はい!私も行きたいです!その、未来館?」 「俺も行きたい、少し興味がある」 「じゃあ決まりだね!明日!ね、ユッキー!」 「うん!」 学校からの帰り道、雪は茜、真子、実と翌日の約束を交わした。 雪の友だちの一人、実との事件から4年、雪と茜、真子、実は同じ大学に通う学生になっていた。 「あ、でも聖人さんはどうするの?真子」 「お兄ちゃんは来ないと思うよ、忙しいからね」 茜が真子に質問すると、真子はこう答えた。 「じゃあ明日は4人で!」 「あぁ、4人だ」 雪と実がそういうと、4人はそれぞれに別れ、家への帰り道を歩いて行った。 「久しぶりだな、みんなでお出かけなんて」 茜は自分の部屋に入るとそう呟いた。
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