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「たださ、琴ちゃんが元気ないような気がして、ちょっと心配なんだ。
もしかして、今の彼とうまくいってないのかもしれない」
「琴ちゃんには幸せになって欲しいね」
「うん」
俺たちは、大学のこと、将来のこと、親のことなどを話した。総といる時間は心地よくて、俺にとって総は兄弟でもあり、親友でもあるって改めて感じた。
俺たちがこうやってのんびり話しているときに、琴ちゃんは桐生さんと別れようとしていたのを後で聞いて、すごくビックリした。
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