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「龍夜にはここに行ってきてもらいたい」
「え、いやいやこれ怪しすぎるって」
「大丈夫じゃ、適性のあるものなら無事だと伝記には書いておる」
「いやいやいや!適性って何!?てかそれ無かったら無事じゃ無いんだよね?下手したら始まる前にゲームオーバーじゃん!」
え?何これ?ド○クエ始めようとしたら王様に「お前は勇者じゃない」とかいって切り殺される的な?何それ非道すぎる
「ずべこべ言わず行ってこーい!」ドンッ
後ろから急に押されたと思うと、俺の体は宙に舞って階段の穴へと一直線に落ちていた。ふと後ろを向くとニヤニヤしながらこちらを見ている憐の姿が…
「んの覚えてろよバカ憐がぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
駄神様へと怒りの叫びを残しながら俺は階段の下へと落ちていった。これ下手したら死ぬよな
「本当に大丈夫なのか?適性が無いものは下に着いた途端死ぬぞ」
「大丈夫、龍夜君はその素質がある。だから私が呼んだんだもん」
「むむ、よくわからんが大丈夫なのじゃろう」
「それよりも!ギルド名どうしますか!?カッコいい名前がいいですよね!」
「そうだねぇ、龍夜君が帰ってくるまで考えていよっか!」
「龍夜も大変じゃのう…」
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