第1章

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彼と出会ってからどれくらいの時がたっただろうか 私がこの町に引っ越してきて、この場所を訪れたとき 彼と出会った。 それから私たちは度々そこで会うようになった。 彼と私はいろいろな話をした。 …ここは彼のお気に入りの場所らしい その話を聞いた日から、そこは私にとってもお気に入りの場所になった。 彼には彼女はいないらしいが好きな人はいるらしい。 誰なんだろう? 彼が誰が好きであろうと関係ない。 私は今日2月14日にこの想いを伝えると決めている。 この想いを隠しておくのは限界だ。 玉砕覚悟でなにが悪い たとえ振られたとしても仲良くやっていければそれでいい。 彼女になれたらもっといいんだけど… 今日約束したけどちゃんと来てくれるかな 忘れてたり他の子のとこにいったりしてないかな なんてことを考えていると後ろのほうから足音が聞こえてきた。 「おまたせ!!待った?」 呑気なのは相変わらずだなぁ 人の気も知らないで 「今来たとこだよ」 「………あのね」
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