第3章

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何をどう聞いたら全て吐き出してくれるだろうか。 晃の苦しむ原因はわかったけれど、何も言ってくれないことには解決しない。 晃と繋がる部分がキュッと絞められて行く。 晃・・・?ちょっ・・・やめ・・・。 そういえば入れたまま俺何もしてないや。 結構苦しいもんだな。 ここで理性を失うわけにいかない。 俺、気合で我慢だ。 一歩間違えば理性が飛びかねない。 俺が苦しめているから仕返しってことかもしれない。 搾り出される感覚に息が荒くなるのを感じた。 「悠介・・・動いて・・・いっぱい・・・して。」 やっと声を出したと思えばそれか。 「わかった。酷くしたらごめんな。出来るだけ頑張るから。」 俺はゆっくり腰を動かした。 晃の奥の感じる部分を探しながら、ギリギリまで抜いてまた押し込む。 晃の中は熱くて気持ちがいい。 「んあっ・・・だめ・・・そこ・・・あぁぁ・・・やだっ・・・」 どうやら見つけたようだ。 集中して刺激をしていく。 これを俺が開発したってことか。 記憶がないのが情けない。 出来れば全て覚えていたかった。
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