3章

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トントン 耳元でりょーやくんが 「ちょっと付き合って?」 っていってきた。なんで?みんなに言えば…… あっそっか。あんちゃんとダイキを二人にしてあけだいのか。 「いいですよ(笑)」 「ダイキ、あんちやゃん、わりぃ。オレ、みほちゃんに、英語の参考書買いに行くのに付き合ってもらう約束してたからさ、先帰ってて。いこ、みほちゃん?」 「はい!(笑)」 「え?!みほ……」 アタシは口パクで 「が、ん、ば、れ、!」 といってりょーやくんと本屋に向かった。 「じゃ、かえる?」 ちょっと本屋でぶらぶらしてからりょーやくんが言った。 「そーですね!」 「じゃあ、オレこっちだから!」 「はい!さよーなら!」
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