3章

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あー。有くんにいつきこう。もう、今聞こう。 よし、今だ。 いや、まってよ、立ち聞きしてたとおもわれる? いやいや、じっさいたまたまきこえちゃっただけだし。 「…てる?おーーい!聞いてる?」 「ごめん、聞いてなかった!なに?」 「だからさー、姉貴がさ、昨日ネコ拾ってきたんだよ。それでさ」 「有くんごめん、聞くつもりはなかったの、きこえちゃったの。でもやっぱ彼女がいるならやっぱ明日からは別々で行ったほうがいいのかなとか思って」 「え!昨日のみた?」
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