1章

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えっとー。隣の席の子は…中野庵ちゃんか。 「イオちゃんって言うんですか?よろしくです。」 「庵って書いてアンって読むんだ!よろしくね。えーっと…」 「未帆です(笑)」 「みほね!よろしく!」 「あ、はい!よろしくです!」 「なんで敬語なの(笑)」 「あ、ごめんなさい汗」 「いいよ。べつに(笑)」 「それよりソロソロHRはじまるよね」 「あ、はい。そーですね。」 「どんなセンセだろーねー…」 ーガラッー 「はーい。席についてください。 私の名前は有賀正です」 やばい。わらいそう。すんごい俳優の大泉洋さんに似てる。だめだここで笑ったら変な人だとおもわれる。 でもやばい。堪えないと。 「みほ?何笑ってんの?」 「へ?」 やばいどーしよ。変人確定。 「いやー。大泉洋さんに似てるなー思ったら笑っちゃって(笑)」 「ぷーーーーっ(笑)たしかに(笑)」 「ですよね!ですよね!(笑)」 「はい。そこー。何笑ってるんですか。話を聞いてくださいね。」 やばい。また問題児扱いされる。 中学のときは騒ぎすぎてよくおこられてたからな。静かにしないと。 「ごめんなさい。」 「はい。じゃー。入学式が始まりますから体育館に移動してください。入学式がおわったら各自解散です。」 あー入学式か。だるそー。 「みほ!いこ!」 「はい!」 アタシはアンちゃんと一緒に体育館にむかった。
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