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えっとー。隣の席の子は…中野庵ちゃんか。
「イオちゃんって言うんですか?よろしくです。」
「庵って書いてアンって読むんだ!よろしくね。えーっと…」
「未帆です(笑)」
「みほね!よろしく!」
「あ、はい!よろしくです!」
「なんで敬語なの(笑)」
「あ、ごめんなさい汗」
「いいよ。べつに(笑)」
「それよりソロソロHRはじまるよね」
「あ、はい。そーですね。」
「どんなセンセだろーねー…」
ーガラッー
「はーい。席についてください。
私の名前は有賀正です」
やばい。わらいそう。すんごい俳優の大泉洋さんに似てる。だめだここで笑ったら変な人だとおもわれる。
でもやばい。堪えないと。
「みほ?何笑ってんの?」
「へ?」
やばいどーしよ。変人確定。
「いやー。大泉洋さんに似てるなー思ったら笑っちゃって(笑)」
「ぷーーーーっ(笑)たしかに(笑)」
「ですよね!ですよね!(笑)」
「はい。そこー。何笑ってるんですか。話を聞いてくださいね。」
やばい。また問題児扱いされる。
中学のときは騒ぎすぎてよくおこられてたからな。静かにしないと。
「ごめんなさい。」
「はい。じゃー。入学式が始まりますから体育館に移動してください。入学式がおわったら各自解散です。」
あー入学式か。だるそー。
「みほ!いこ!」
「はい!」
アタシはアンちゃんと一緒に体育館にむかった。
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