闇商人

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ドロンは宿屋まで全速力で駆け抜けた。 ドロン「冗談じゃない、何が歩合制よ!どう考えてもトイチの闇金と変わらないじゃない!」 しかし、話をよく確かめずに依頼を引き受けたのも事実。 宿屋「お帰り。」 ドロン「ベッドメイクは?」 宿屋「すんでるが、もう寝るのか?」 ドロン「明日朝早いから。」 宿屋「ああ、そう。」 ドロンは借りてる部屋の扉を開けてベッドにダイブした。 ドロン「…あれ?毛布ってこんなにゴワゴワしてたっけ?」 リュック「それはワタシです。」 ドロン「ひゃあ!?」 ドロンは思わず悲鳴をあげた。 リュック「誰もワタシから逃れられません。」 ドロン「ぐぬぬ…。こうなったら最期の手段!」 ドロンはリュックをハサミで刻もうとしたり、火であぶったり、水に濡らしてなめしたりしたが どれも無駄だった。 リュック「気はすみましたか?」 ドロン「ハアハア、くそー。」 ドロンはそのまま疲れはてて寝てしまった。
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