一の森

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ペケ?「しかし、ペケっていったい誰のことかしらねぇ、リュック?」 リュック「ワタシに聞かれても…」 ペケ?「そっか…。まあ儲けるためには何でも利用しないとね。」 リュック「そうですね、ドロン様。」 ペケ?もといドロン「しかしここ弁当がよく売れるね。」 リュック「もはや観光地ですから。」 ドロン「なるほど。」 リュックの言うことに納得したドロンはその場にしゃがみこみリュックを降ろした。 リュック「どうしたんです?」 ドロン「そろそろお昼でしょ?だから…。」 リュック「びた一文まけませんよ。」 ドロン「まだ何も言ってないじゃない!」 リュック「でも、お弁当が欲しいんでしょ?」 ドロン「う…わかりました。」 ドロンは折角の稼ぎをリュックに差し出した。 リュック「はい、お熱いうちにどうぞ。」 ホカホカの弁当とお茶の入った水筒が出てきた。 ドロン「いただきます!」 ドロンはもくもくと食べ始めた。
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