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リュック「ところでドロン様?」
ドロン「モグモグ…ん、何?」
リュックはドロンに問いかけた。
リュック「何故大真面目に商売やってるんです?」
ドロン「何故ってそりゃ…あんたみたいなでっかいリュックサック背負って泥棒稼業はできないでしょ、それに…」
リュック「それに?」
ドロン「私をはめたクロスとワルを探す唯一の手掛かりだからね。」
リュック「探す…って見つけてどうするんです?」
ドロン「それはまだ考えてない。」
リュック「あ、そう…」
ドロンは弁当を食べ終えお茶をすすっていた。
ドロン「ま、取り敢えず目の前の問題が先だから。」
リュック「そうですね。」
その時、突然森の奥から女性の叫び声が響き渡った。
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