一の森

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ゴブ1「やったー、おれの勝ちだー!」 ドロン「欲が絡むと仲間同士で争うことも容赦しない…流石モンスターね。」 勝ち誇ってるゴブリンを尻目にドロンは倒れてるゴブリンをリュックに詰めこんだ。 リュック「何を考えてるんです?」 ドロン「秘密。」 ゴブ1「さて、強くなる薬をこっちによこして貰おうか?」 ゴブリンはハアハアと息を切らしながらドロンに責めよった。 ドロン「そんなダメージ負ってる時に飲むと身体に毒だよ?」 ゴブ1「は、そんなこと言って今更渡すのが惜しくなったんだろ?」 ドロン「べつに…ただ…。」 ゴブ1「ただ?」 ドロン「ドーピングは短時間しか効かないよ?」 ゴブ1「今なんと?」 ドロン「だから、この森でナンバーワンになりたきゃ…もっと強い武器を使わない…。」 ゴブ1「どうしたらいい?」 ドロン「コレよ。」 ドロンは右手にお金を持ってこう言った。 ドロン「あなたがモンスターを1体仕留めてコレを持ってくるたび、いいモノをあげる。」 ゴブ1「なるほど、よし乗った!!」 ゴブリンはドーピング薬を受け取って、森の奥へと消えた。
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