一の森

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その夜… ?「おい、起きろ」 ドロン「むにゃむにゃ…。」 ?「起きろ、モブ!!」 ドロン「ふにゃっ?」 ドロンの目の前にゴブリンが血まみれで立っていた。 ドロン「キャー!?」 リュック「血はたっぷり見たでしょ?今更怯えなさんな。」 ドロン「そうだった。で…何のよう?」 ゴブリンは沢山のお金の入った袋を手渡した。 ドロン「わ、どしたのこんなに?」 ゴブ1「たった今何人もの人間をかって来た。」 ドロン「ということは?」 ゴブ1「今この森にはおれ達とお前しかいない。」 ドロン「へー…えっ?」 ゴブ1「さあ、どうする?」 ドロンは鼻の先っちょに突きつけられた武器をみて、じんわりと嫌な汗をかいた。 リュック「だから言ったのに…。」 ゴブ1「観念して、おれ達に最強の武具をよこせ!」 ドロン「」 リュック「売って差し上げます!!」 ドロン「はい?」 リュック「そーれ!」 リュックは袋内から次々と武器を放り出した。
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