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その夜…
?「おい、起きろ」
ドロン「むにゃむにゃ…。」
?「起きろ、モブ!!」
ドロン「ふにゃっ?」
ドロンの目の前にゴブリンが血まみれで立っていた。
ドロン「キャー!?」
リュック「血はたっぷり見たでしょ?今更怯えなさんな。」
ドロン「そうだった。で…何のよう?」
ゴブリンは沢山のお金の入った袋を手渡した。
ドロン「わ、どしたのこんなに?」
ゴブ1「たった今何人もの人間をかって来た。」
ドロン「ということは?」
ゴブ1「今この森にはおれ達とお前しかいない。」
ドロン「へー…えっ?」
ゴブ1「さあ、どうする?」
ドロンは鼻の先っちょに突きつけられた武器をみて、じんわりと嫌な汗をかいた。
リュック「だから言ったのに…。」
ゴブ1「観念して、おれ達に最強の武具をよこせ!」
ドロン「」
リュック「売って差し上げます!!」
ドロン「はい?」
リュック「そーれ!」
リュックは袋内から次々と武器を放り出した。
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