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ヒューっと高い所から落ちる感覚がして、ドロンは頭を軽くぶつけた。
ドロン「イテテ…ここどこ?」
リュック「ワタシの体内とでも言っておきましょう。」
ドロン「うお、いつの間に!?」
気づいたらドロンはリュックを背負っていた。
ドロン「ん?自分の体内に自分?」
リュック「いずれ説明します。それよりあの人に会いに行きましょう。」
ドロン「この先に誰かいるの?」
リュック「あなたが今一番会いたい人ですよ。」
ドロン「誰だろう?」
疑問だらけの中、取り敢えず手元を照らすため、ドロンはランプと油を取り寄せて、灯りをともし足下に気をつけながら壁をつたって一歩一歩前に進んだ。
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