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俺氏、魔界を歩く
辿りついた所は魔界らしい魔界と言える場所だった。炎が燃え盛り三つ首の犬がいたりする所だ。
「なんか…急にそれっぽくなったな…。」
「そりゃあねー、ここからは全部僕が統治してる所だからねー。」
(それとこれとはそんなに関係ないと思うんだけど…。)
「てかあんたの言うことを考えれはだけど…、あんたは魔界の全土を統治してる訳じゃ無いのか?」
「そんなに偉いわけないでしょー。魔界は6つに分かれててねー、それぞれの魔王が統治してるんだよー。」
「他の奴…すなわち他の魔王もお前みたいな性格なのか?」
「さっきから質問が多いねー。そーゆーの悪くは無いと思うよー。」
(今更だけどあえていおう、こいつうぜぇ。)
「他の魔王たちはねー…なんというか…趣味がそれぞれ違うっていうのかな、うん。個性的な人たちだよ。」
(お前ほど個性的な魔王はいないと思うがな…。更に言うと今人って言ったよな。魔王は人じゃないからな…。)
「まぁ僕みたいな人間好きの魔王も結構いるからさー」
(結構って…お前含み6人しかいないだろ…。)
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