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ただ、私は、”くだらない”=”良くないこと”
とは思っていない。
ネットで調べてみると、そこまで言うかぁ?
ぐらいの全否定。
本当にそうなのだろうか?
私は、”取るに足りない”とか、
”ばかばかしい”とかは、その通りだと思っている。
けれども、”つまらない”はどうだろう?
もし、”つまらない”に
”面白くない”とか、”退屈な”
といった意味が含まれるなら、
それは違うと思う。
例えば、”くだらない話”は、
いつも退屈で、いつも面白くない話、
そんな風には言い切れない。
取るに足りないけれど、ばかばかしいけれど、
ちょっと面白い話。
真面目に聞いて、役に立つ話ではないけれど、
気持ちを和らげてくれる。
そんな話なのだと思っている。
”くだらない”が口癖になっていると、
くだらない人間だと思われてしまう。
そんな記述があって、少し悲しくなった。
その文章の主題は、
自分の価値観を他人に押し付けるな。
というものであるし、
”くだらない”のとらえ方が
私とは根本的に違う。
だから、そんなに悲しむ必要はないのかも知れないが、
私は、くだらない人間でいい。
くだらない人間でいたい。
そう思っているから、
そこまで言うかぁ?の全否定には少し悲しくなってしまう。
「まともに相手にするには、ばかばかしいが、
面白くて疲れない、良い奴だよ。」
そんな風に言われる人間でありたいと思っている。
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