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「ミカ、
こんな感じ?」
「そうそう。
カッコイイよ」
振り向いたミカは両肩をあげて笑い、
ちょっと照れた様にそう言った。
シャワーを浴びることもせず、
ソファをまたいでミカをぎゅっと抱きしめた。
クーラーの効いたこの部屋は、
八月の気だるい蒸し暑さを消す代わりに、
前の部屋の住人の残していったタバコの臭いが充満していた。
ミカの首筋に唇をつけると感じる香水の甘い匂いは、
かすかに匂う汗と混ざり合って俺の興奮を高めていた。
きっと相性がいい証拠だと勝手に思いながら服を脱がせ、
俺は舌を下の方に這わしていった。
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