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普通ではありえない事が起こるのはRAUの仕業。
そう考えるのが今の時代では当たり前になった。
例にあげるとすれば、一定の言葉を叫ぶと怪人や怪物・ロボットに変身する者、剣や銃などを持つ者、電脳世界での身体能力や異能を持っている者などがいる。
「はっ、はは……これは敵わないな……」
「逮捕する」
水が徐々に氷に変わる。運転手の逃げ場はもうどこにもない。
東京警察署B20 地下深くに隔離されるように設置された場所に日本のRAU特殊事件対策局、通称「+X(エグゼ)」の本局がある。
関係者はRAU局長で捜査班からの要請受託をする伊藤捜常と「捜査班」4名、「分析・バックアップ要員」1名、「戦闘班」4名がいる。
警察内部でもRAUを忌み嫌う者が多い為に局長の他にヒトは立ち入ろうとはしない。
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