#case.2 銀行強盗

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「伊藤局長。遠距離からの援護では、魔術の天才、この僕がいるではございませんか?」 「晴嵐君、君の魔術は大したものだ。だが流石に超長距離からの援護は出来ないだろう。それに、この子はとても珍しくてね」 「『大したものだ』なんて言わないでくださいよ局長。コイツすぐつけあがるんですから」 少し早口で話す女性が晴嵐と呼ばれた青年を差す。 「まぁまぁ、この際、クチナシにみんなの紹介でもしておこうか」 伊藤がフードの人物に話しかける。
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