第一章 都市伝説

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 (あんたに怯えてんだよ)とは言えないが、先ほどから「うふふふ!」、「えへへへへ!」と、北島が笑うのがトラウマを増幅させる。  「だ! ダメだ!」とうとう景子はしゃがみこんでしまった。  「な、なに? どうしちゃったのよぉ~!」  さすがに北島が戸惑った声を出した。  その時、二人の姿が消えていく。  とうとう、恐怖に耐え切れなくなった景子が能力を使ってしまった。  こう考えたのだ。  (生身で襲われるより、昨日に戻って、ゴンタロウと一緒にジィさんを始末すればいいじゃん!)
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