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「忘れたか! わしはナンバーエイトだ! あれで滅びたと思ったら大間違いだぞ! わしは助手ロボット、ナンバーセブンの頭脳にバックアップしておいた《自分》を遺しておったのだ!」
ナンバーエイト、その忌まわしい呼称を聞いて、景子は震え上がった。
忘れもしない、学校に殺人ドローンをばらまいた張本人。時間を逆に戻せたからよかったものの、本当は友人やクラスメートが酷い最期を遂げていたのだ。
そして先ほどから気になっていた、思い出せないことの正体――
(ヤバイ! そうだった! ナンバーエイトがいるなら、ナンバーワンやナンバーセブンもいるんじゃん!)
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