プロローグ

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 幸い能力とゴンタロウの援護で事件を解決したものの、もしあのままだったらヘラヘラ笑いながら執拗に狙っていた。  それを思うと怖い。  (こ、断らないと……。鼻にかかったフニャフニャした笑い声、ああ! ダメ、思い出しちゃう!)  記憶に刻まれた恐怖心というものは、なかなか忘れられないものだ。今でも彼女の深層心理でトラウマが大暴れしている。
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