第1章

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そのモノは三人で現れた。 おそらく家族。 二人の子供らしき小さなモノは、まわりを走り回っていた。 そのうちの一人。 少し前まで、今走り回っているモノのように、ここを駆けずり回り、わたしによく登っていたあの子。 二人は、走り回る小さなモノを捕まえ、三人でわたしの元に立った。
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