かわいそうなあの星に

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A「叶いマシタ…」 B「やぁ」 A「ホントに…?」 B「ピース」 A「その笑顔…懐かしいデス」 B「神様とやらに聞いたよ。流れ星に願ってくれたんだね」 A「チョコ…渡せなかったカラ」 B「僕が事故にあった日だね」 A「ゴメンナサイ…私のせいで。急に母国に帰ったカラ…驚かせて」 B「追いかけて追い付こうとして、俊足すぎて宇宙まで行っちゃったのは僕がイケメンすぎたせいだよ」 A「またおバカなこと…本物のスターになってはだめデスよ」 B「僕に会いたかったのは謝りたかったから?」 A「それもありマス」 B「他には?そっちが聞きたいな」 A「でも…」 B「聞かせてよ。バレンタインだったあの日、君が言いそびれたこと」 A「…私の本命は母国に居るから、日本に帰ったら義理をあげマスねって言おうと…」 B「えっ?」 A「やっぱり勘違いしたまま行ってしまっていたのデスね」
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