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だから俺は彼女を諦めることを諦めた。
気の済むまで彼女を探そう!
一生童貞でもいいじゃないか!
魔法使いになってやる!
このことは誰にも言ってない。慎吾にさえ言えずにいる。
だって、ださいしかっこ悪いじゃん。
密かに決意を新たにした俺は大学に入った。
昼夜問わず人が集まるところにはなるべく参加している。
実は今日も別の集まりがあったんだけど、相手が1こ上の合コンって聞いてこっちを優先させた。
どこに行くにも彼女がいる気がして、服装に悩み髪型に悩み、身支度に何時間かかんだってぐらいかかる。いや、かける。
ようやく身支度を整えてコーヒーを飲んでるときに中止の連絡と飯の誘い。
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