第1章 魔法使いになる覚悟

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慎吾のやつがあまりにしつこいから根負けしたが、飯なんて食べる気分じゃない。 今日みたいな日はあっつい風呂に入ってさっさとベッドに入って寝るのが一番。あー帰りてーなー 「…ん!蓮ってば!」 「あぁ悪い。考えごとしてた」 「お前、なんか今日変だぞ?熱でもあるのか?」 「熱?あー、実はあるんだ。だから帰「大丈夫だな。死にゃあしねーよ」 じゃあ聞くなよ。 「そういえばさ、なんで中止になったわけ?合コン」 慎吾はさっきとは違いばつが悪そうに 「美咲ちゃんにさ、今日俺行かないって電話したんだよ。じゃあ何て言ったと思う?」 「何て言ったんだ?」
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