第1章 魔法使いになる覚悟

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その席は食べ終えた皿がまだ片付けられていなかった。他にも空いてる席はいっぱいあるのに… もしかしてあそこが慎吾の言う“指定席”か? 「はぁい、あちら喫煙席ですがよろしいですかぁ?///」 「うん」 「すぐお席の用意しますねぇ///すこしお待ちくださぁい///」 「よろしくっ」 ニコッと会釈したその子はものすごい勢いでテーブルを片付けて、すぐに案内してくれた。 「ご注文は「俺、アイスカフェラテね」」 「は?お前飯食わねーの?」 「蓮は好きなの頼めよ。おごるから♪」 まじ意味わかんねー。 待たせるのも悪いので目についた期間限定メニューのセットを注文した。
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