第1章 魔法使いになる覚悟

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「あの子、お前に気があるんじゃね?(^Д^)」 慎吾はニヤニヤしながら俺の反応を伺っている。 勘弁してくれよ。 一番苦手なんだよ、あーいうの。 「今まで何回かあの子いたことあるけど、あんな真っ赤な顔してあんなしゃべり方じゃなかったよw」 「そ」 すぐに慎吾のアイスカフェラテが来た。 ゆっくりと一口飲んだかと思ったら、急に神妙な面もちになる慎吾。 「………………実は、俺さ…」 「なんだよ」 慎吾のあまりにもいつもと違う雰囲気に息を飲む。深刻な話なのかもしれない。 俺はただ次の言葉を待った。
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