第1章 魔法使いになる覚悟

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「…………美咲ちゃんがなんだよ」 俺の問いにパアッと表情が輝いた慎吾は、想像通りのどや顔で 「と し う え (ハート)」 だと。 「ふーん、それで?」 「…えっ?(・_・) 蓮って無類の年上好きなんじゃねえの?“年上”って聞いたら、いつも絶対来るじゃんっ!」 別に年上が好きって訳じゃないんだけど 「…何こ上?」 「1こ上だけど?」 じゃあ、来る友達も1こ上だよな。 「行く。」 「まじ?!やったー!」 まさかの即答に慎吾は驚いていたが「美咲ちゃんレベルの合コン♪いひひ」と、すぐにはしゃぎだした。 単純なヤツだ。
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