第1章 魔法使いになる覚悟

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あの日あんなにはしゃいでた慎吾がどうして今日になって急に中止にしたんだろう? どうやら、相手の都合ではなさそうだけど…横で鼻歌を歌ってる慎吾を見てると、ますますわからなくなった。 「俺に惚れた?さっきから見すぎ」 「あ、ごめん。考えごとしてたわ」 慌てて前へ向き直す 「蓮ってさ案外変わってるよな。興味あるのが1こ上の女だけとかさ。 ストライクゾーン狭すぎっしょ。 俺がお前のルックスなら手当たり次第行くけどね(^・∞・^)」 別にそういうわけじゃない。彼女が1こ上だから、無意識っていうか… 彼女を探すことが身体に染み付いてしまっている。
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