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奥行きのある、細長い部屋。
天井、壁、床と薄汚れた灰色をしている。
明かりは薄暗い。
★の場所に腐りかけた豚の頭部が、ぶら下がっていた。
その頭部に「6」の鍵が巻き付けられていた。
床には端から端まで、横一直線の黒い線が引かれており。そこを越えると床は、落とし穴のように開かれた。
開いた床は傾斜となり、落ちた下には6畳程の空間、部屋があった。
その部屋の三方は高い壁となっており、開いた床も角度のある傾斜となっていた。
空間の奥には高さ30センチ程の鉄柵があり、開かれると水が流れてきた。
三津谷の腰まで水位が上がると、鉄柵の奥から鰐が現れた。
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