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長方形に広い部屋。
しかし殆ど暗闇に包まれた部屋。
天井から5つの裸電球が吊るされているが、それが絶えず揺れている。
中を照らす明かりはこれしかなく、部屋の状況がすぐに掴めなかった。
○5つは裸電球が吊るされている場所。
部屋の四隅には白い机があり、その上に黒い箱がある。
白いコンクリートの床には、大小様々な砂利があり。コンクリートから突き出た芝も生えていた。
★の場所にトラバサミが仕掛けられていた。
この仕掛けにより、手戸の右足が使い物にならなくなった。
黒い箱の中にはそれぞれ鍵が入っており、「七」「三」「九」「4」の鍵が入っていた。
この内の「4」だけが本物であり、残りは偽物だった。
偽物である鍵を使い、手戸が命を落とした。
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