第1章

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いつかきっとこのかなしみを けすことができれば、 このせかいはなにかかわるのかな。 すたれたこころのなかで だれにたすけをもとめ、 だれにすがりつくのだろう。 かなしみというひとつのことばでひとはしぬ。 つらさというおもきことばで ひとはつぶれる。 もろいものだ、ひとのこころなど、おもいなど。 かなしみも つらさも きっとこのせかいからは きえないだろう…
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