変化

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君はいつでも一人だった。 俺はずっと小さい頃から君と一緒にいたから知ってる。君が俺以外といるところを見たことがない。 小学生の時も、中学生の時も、君は誰にも心を開かずに俺との時間を無駄に過ごした。 それでも楽しかった。 自分の前だけで笑ってくれる君が大好きだった。 これからの未来もきっとそうあってくれると信じてた。 だから俺は焦ってしまったのかもしれない。 君の世界が広がってしまうと抱いてはいけない感情を心の中で密かに隠しこんでしまったのかもしれない。 でも、君を離すわけにはいかないんだ。 だから………許さない。 許せない。 勝手でごめんね。 俺から離れないで。
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