第5話 狙われています?
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そして私は、咲夜さんの運転する車の助手席に乗り、パーティー会場となるホテルへと向かった。 車が敷地内を出て公道に入っても、私と咲夜さんの間に会話はなかった。 (そう言えば、咲夜さんは私のSPになったことを、どう思ってるんだろう…?) 「なに見てんだよ」 咲夜さんが、前方を見据えながらボソッと言った。 私の視線が気に障ったのか、私は慌てて前方を向き直し 「なんでもありません!」 と答えた。
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