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「へぇ~。てっきり俺は喧嘩の申し込みだと思ってたけど……それが、愛の告白かぁ~。やったな! 麻生」
「もう、ダメ……」
さっきの昼休みに起きた出来事を、友達の春野が聞いてきたから、全部話した。
すると、呑気に春野は笑って、可笑しい事いうし……。
「大体、あんなの! 愛の告白とか、そんなんじゃなかったって!」
あれならまだ、喧嘩の申し込みの方が何倍良かったか……。
「確かに……教室に来た時は、告白するって感じじゃなかったけどな……ハハハ」
ハハハじゃないってば!!
「もう、勘弁して欲しい……。結局、訂正出来なかったし……あーぁ……」
ため息付きながら、思わず机に突っ伏した。
「いいじゃん。麻生、今まで一度も恋人居なかったんだし! これでお前も17年間恋人いない暦に終止符が打たれた訳だ。良かったな」
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