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「もし、麻生が……弁当作ってきてって言ったら、ちゃんと早起きして作ってやるし」
オイオイオイ……なんでそんな乙女チックな事いうんだよ。
高田!
お前、間違っても、曲がっても、ひねっても、男だろ?
「でも、やっぱオレ男だから……麻生が人の目、気になるかもしれない」
当たり前だ!
って、こんなの聞いてる暇があったら、今すぐ訂正入れたい!
「あ、その……高田っ」
「大丈夫」
言いながら、高田が俺の手を両手で包み込んで、見上げる。
「お前が望むなら、オレ……セーラー服でも、何でも着て、女装してきてやるから」
サーっと、血の気が引いていくのを感じた。
「いや、その……」
「そりゃ勿論、お互いの事良く知って、関係が進んできたら……それなりの事だって……」
待てぇーーい!!
そこで頬を染めるな!
高田っ!!
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