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まだこれは始まりだというように、刺激は少しずつ強まっていく。
先端から蜜が零れ出し擦られると身体に痺れが走る。
「雄二・・・っく・・・ィクっ・・・。」
ドクドクと雄二の手の中で果てた俺はそのまま後ろの孔へ指の侵入を許す。
自分の出した精液をそのまま潤滑剤にされ、雄二の指はスムーズに動く。
奥の一番感じる部分へ刺激を入れられる。
俺は雄二の唇を自分の唇へ当て、深く舌を絡めた。
あまり声が漏れないほうがいい。
聞かれてまずいとは思わないけれど、気づかれないならそのほうがいい。
雄二は待てないとばかりに指を抜き取り、自分の硬く起ち上がったそれを俺の中へと挿れてくる。
奥を集中して突かれると声が漏れてしまう。
深い快楽へと俺は落ちていく。
雄二という深みに嵌った俺はもう抜け出せない。
そのままでいいと俺は思う。
「んあっ・・・っんっ・・・っはあっ・・・」
雄二が貪るように舌を更に深く、深く絡めていく。
奥を思い切り突かれ、俺は雄二のモノを強く締め付け、俺たちは同時に果てた。
身体の奥へ雄二の熱いものが脈打ちながら放たれている。
俺は全身を痙攣させた。
絶頂を迎えたものの、俺は吐き出せていない。
トロトロと先端から蜜が出るものの、身体が痙攣を続ける。
雄二が続けて動き出した。
きっとまた意識を手放すコースだとどこかで思った。
この快楽には勝てない・・・。
雄二に任せよう。
今はこの快楽に落ちていこう。
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