第8章

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◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ああ・・・今日もまた意識が飛んだ。 あいつはどこにいった? 夏休みに入ってから毎日のように俺を犯していく。 最初は気持ち悪さと身体のあちこちに痛みがあった。 男なのに男にヤられている自分。 別に好きなわけではない。 最初からあいつは無理やり俺を抱いたんだ。 俺たちの間に恋愛感情なんかあるわけがない。 なんのために俺を抱くのかさえわからないままだ。 父親のところに行ったのが間違いだった。 そこであいつに会ったから。 もう嫌だ。 俺は夏休みが終わる少し前には帰されるだろうけど、それまでここから出られないのだろう。 扉が開いてあいつが来た。 「ごめんな。空。動けるか?ご飯作ってきた。」 なぜか話しかけてくる声は優しい。 意味がわからない。 俺は女でもなければ、男が好きなわけでもない。 まして、入れられる側なんて・・・。 こんなこと誰にも相談なんて出来るわけないじゃないか。 「毎日毎日、俺がぶっ倒れるまでやりやがって。動けるわけないだろ。」 そう言って睨んでやるけれど、そいつは笑ってるだけなんだ。 かなりムカつく。 「だって、空が俺を誘うから、あんなに乱れて、濡れた目で見つめられて、俺我慢できるわけないじゃない。」 「は?俺誘ってねーし。何勘違いしてんの?」
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