第10章

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今日は週末の金曜日、空は今日から外泊届けを出していて、空雅の所に行っている。 土日の昼間に空雅のマンションに行って勉強会ということになっていた。 そのため、いつも勉強をしているはずの時間は本来雄二の個人授業の形のはずが、今はお互いに欲情し合っている。 「雄二。ごめん。後でちゃんと教えるから。我慢出来なくなった。」 「蝶哉が可愛いこと言ってる。今まで蝶哉から誘ってくることってあまりなかったと思うんだけど。それもここまでのはないよな?どうした?」 何故なのかは俺にもわからない。 突然雄二が欲しくなった。 ただそれだけだ。 俺の愛撫に雄二はされるがままになっている。 本来、力では雄二は俺に勝てるわけがないから、押さえつけてしまえばしたいように出来るのはわかっている。 それでも今まで抵抗ということをしてこなかったのは、雄二にされることが気持ちよかったという理由だ。 雄二の服を剥ぎ取っていく。 俺も自分の服を脱ぎ、互いの身体を合わせる。 肌の温度が心地いい。 雄二の鼓動が早くなるのを感じた。 俺はそのまま雄二の下半身で起ち上がってきているものを手に取り刺激していく。 「雄二。後ろ解して。」 「指舐めて。濡らして。」 俺は雄二のモノを刺激しながら、雄二の指を舐めていく。
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